研究課題
若手研究(B)
地球史の前半は、現在とは全く異なり無酸素で還元的な環境であったと知られている。地球史の前半の環境、特に大気組成に関する直接の証拠は現存しないため、地質記録に残された少ない情報は古文書であると考えられる。20億年前以前の硫化鉱物は硫黄同位体の質量依存則に従わないと知られている。申請者はこの点に着目し地質記録の非質量依存生から、太古代の大気組成や地球古大気の圧力推定に用いることができると考えた。本研究の目的は32/33/34/36SO2紫外線吸収断面積を求めることによって地質記録で測定されているΔ33S及びΔ36S同位体異常を生じた大気状況を求めることである。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件)
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