研究課題
若手研究(B)
本研究では、分子を構成する原子核運動と電子運動の相関を明らかにするため、原子核配置に依存した電子波動関数形状を観測可能な高分解能電子運動量分光法の開発を行った。その結果、入射電子線の単色化および電子エネルギー分析器の高分解能化により、電子束縛エネルギーの分解能を従来(2.7 eV)と比較して3倍近く(1.1 eV)にまで改善することに成功した。また、分解能の更なる向上のためには、収差や減速比を向上させた新規電子エネルギー分析器の開発に加え、電源電圧の変動など外的因子も取り除く必要があることが分かった。
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パリティ
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