研究課題
若手研究(B)
結晶方位や粒界を精緻に制御できるエピタキシャル薄膜作製技術を用いて、リチウムイオン電池の高性能化の妨げの一因である電極・電解質界面におけるイオン・電子伝導の律速要因を解明するための研究を実施した。結晶方位を制御し、理想的な電子・イオン伝導経路を構築したエピタキシャル薄膜の輸送特性または電気化学特性を定量的に電子・イオン伝導を切り分けて評価することで、結晶方位や粒界が材料本来の蓄電性能を妨げる律速要因として定量的に明らかにした。本研究で得られた知見は、今後の高性能な電池材料作製の指針へのフィードバックとなり得ることが期待できる。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (13件) 備考 (1件)
Applied Physics Letters
巻: 101(12) ページ: 123103
10.7567/JJAP.53.058001
Japanese Journal of Applied Physics
巻: 53(5) ページ: 058001
10.1063/1.4752466
http://www.che.tohoku.ac.jp/~bioinfo/