研究課題
若手研究(B)
核磁気共鳴法で観測される緩和時間や拡散係数を軸とする2次元逆ラプラス変換を行うプログラムを開発した。開発したプログラムを用いてモデルデータの解析を行い、安定な解を得るためのノイズやサンプリングポイント等の実験条件を検証を行った。開発した手法をプロトン交換電解質膜に応用し、緩和時間と拡散係数を軸とする2次元スペクトルを得た。その結果、2種類の電解質膜のチャンネル構造を識別し、それぞれのチャンネル構造中での拡散係数を評価することができた。
物理化学