研究課題
若手研究(B)
周長が異なる二種類の静電型イオン蓄積リングを用いて炭素鎖分子負イオンの冷却過程の構造による違いを調べた。周長約7.7mのTMU E-ringを用いレーザーによりイオンを再加熱することで,炭素鎖分子負イオンではH原子付着の有無により冷却過程に著しい差が現れることを明らかにした。一方1ミリ秒以下の時定数を持つ冷却過程を捉えるため,周長約0.8mの小型イオン蓄積リングを製作中である。電極間の放電や小型化に伴う問題点を解決しイオン蓄積を目指している。
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