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2013 年度 研究成果報告書

高活性な遷移金属オキソ錯体の開発とその触媒作用

研究課題

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研究課題/領域番号 24750052
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 無機化学
研究機関筑波大学

研究代表者

小谷 弘明  筑波大学, 数理物質系, 助教 (10610743)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワードオキソ錯体 / 電子移動 / 水素引き抜き反応 / 酸化反応
研究概要

モノアニオン性支持配位子を有する新規クロム(V)オキソ錯体の合成と基質酸化反応における反応性評価を行った。その中でクロム(V)オキソ錯体に関する電子移動特性として、電子供与体との電子移動反応の解析から一電子還元電位(Ered)を1.23 V vs SCE、再配列エネルギーの値を1.03 eVと決定した。また、クロム(V)オキソ錯体を酸化剤としたベンジルアルコール誘導体酸化反応における反応速度論解析を行った結果、一段階の水素引き抜き経由から段階的な電子/プロトン移動経由への反応機構の切り替わりの観測に初めて成功した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2014 2013 2012 その他

すべて 学会発表 (4件) 備考 (1件)

  • [学会発表] モノアニオン性配位子を有するクロム(V)-オキソ錯体の電子移動特性2014

    • 著者名/発表者名
      改田鈴枝, 小谷弘明, 石塚智也, 小島隆彦
    • 学会等名
      日本化学会第94春季年会
    • 発表場所
      愛知・名古屋大学
    • 年月日
      2014-03-27
  • [学会発表] CPET過程を伴う有機化合物酸化反応におけるクロム(V)-オキソ錯体の反応性の制御2013

    • 著者名/発表者名
      改田鈴枝, 小谷弘明, 石塚智也, 小島隆彦
    • 学会等名
      第46回酸化反応討論会
    • 発表場所
      茨城・筑波大学
    • 年月日
      2013-11-15
  • [学会発表] 高い反応性を有するクロム(V)-オキソ錯体の同定とベンジルアルコール類酸化反応の機構解明2013

    • 著者名/発表者名
      改田鈴枝, 小谷弘明, 石塚智也, 小島隆彦
    • 学会等名
      日本化学会第93春季年会
    • 発表場所
      滋賀・立命館大学
    • 年月日
      2013-03-22
  • [学会発表] モノアニオン性配位子を有するクロム(V)-オキソ錯体の反応性2012

    • 著者名/発表者名
      改田鈴枝, 小谷弘明, 石塚智也, 小島隆彦
    • 学会等名
      錯体化学会第62回討論会
    • 発表場所
      岡山・岡山理科大学
    • 年月日
      2012-09-17
  • [備考]

    • URL

      http://www.chem.tsukuba.ac.jp/kojima/

URL: 

公開日: 2015-06-25  

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