研究課題
若手研究(B)
申請者が世界で初めて合成に成功した、シラノンが遷移金属錯体に配位して安定化されたシラノン錯体の構造および反応性について明らかにした。さらに新規シラノン錯体の合成法の開拓を試みた。シラノン錯体に極性分子を反応させると,シラノンへの付加生成物などが得られた。シラノン錯体は,その分光学的測定および反応性の検討からケイ素-酸素間に不飽和結合性を有していることが分かった。また従来法とは全く異なるシラノン錯体の合成経路を確立するための基礎的知見を得た。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (28件) (うち招待講演 4件)
Organometallics
巻: 33(in press)
10.1021/om401084f
Tetrahedron Lett.
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