研究課題
若手研究(B)
多孔性配位高分子は,金属イオンが有機配位子によって架橋されることで構築されるフレームワークを持っており,内部での有機配位子は回転運動等の高い自由度を有する.本研究では,その運動の様子を誘電率として観測し,気体吸蔵に伴う骨格構造の変化を電気信号変化として検出するような,誘電・吸着複合材料の開発に取り組んだ.複数の配位骨格に対する誘電率測定の結果から,ガス吸着と同期した構造変化を伴う化合物が,誘電・吸着複合材料として有望である事が明らかになった.
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