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2015 年度 研究成果報告書

コンプトン散乱測定を利用したLi元素の非破壊定量分析法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24750065
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 分析化学
研究機関群馬大学

研究代表者

鈴木 宏輔  群馬大学, 大学院理工学府, 助教 (90580506)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードリチウム電池 / コンプトン散乱 / 正極材料 / 電極材料 / 電子構造 / 非破壊分析法
研究成果の概要

本研究において、リチウムイオン二次電池正極材料LixMn2O4にコンプトン散乱法を適用し、リチウムイオンの挿入・脱離に寄与する酸化還元軌道を明らかにした。従来、LixMn2O4の酸化還元軌道はMn 3d軌道と考えられてきた。しかし、本研究からLixMn2O4の酸化還元軌道はO 2p軌道であり、リチウム挿入に伴いMn 3d軌道が実空間で非局在化することを見出した。
また、高エネルギーX線コンプトン散乱法によりリチウム組成を定量する手法の開発を行った。その結果、実験より得られるコンプトンプロファイルのラインシェイプのリチウム組成依存性と試料のリチウム組成との間に線形関係が成り立つことを見出した。

自由記述の分野

分析化学

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公開日: 2017-05-10  

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