研究課題
若手研究(B)
我々は、排泄直後のイワムシの糞中には多環芳香族炭化水素(PAHs)が高濃度に含まれ、排泄後2時間以内にPAHs濃度が半減するという奇異な現象を見出した。その急速なPAHs分解には糞中微生物が関与しているのではないかと考え、ピレンを含む液体培地で糞中微生物を培養し、約2ヶ月経過した培養液に含まれるピレン代謝体の検出を試みた。その結果、ピレンの分解産物と思われる物質が検出された。また、その物質はピレンの代謝体としてよく検出されているヒドロキシピレンとは異なるものであることも示唆された。
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