研究課題
若手研究(B)
RNA干渉(RNAi)は20塩基対程度の短い二重鎖RNA(siRNA)により誘導され、その塩基配列に相補的な遺伝子の発現を抑制するシステムである。本研究ではsiRNAの細胞内動態やタンパク質との相互作用解析を行うためにsiRNAを蛍光基やクロスリンク基で化学修飾し、分析ツールとして利用可能なsiRNAのデザイン開発を行った。まず、化学修飾によって、RNAi活性の向上および副作用の抑制を両立するsiRNAの設計を見いだした。このデザインを応用して蛍光基及び消光剤を導入したsiRNAを合成することで、実際に、RNAiの活性本体であるmature RISCの選択的な可視化に成功した。
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Chem. Sci.
巻: 4 ページ: 4016-4021
Acc. Chem. Res.
巻: (In press)
http://www.nubio.nagoya-u.ac.jp/seigyo1/index.html