研究課題
若手研究(B)
酸化還元活性で置換活性であるDawson型POMをもちい、N3配位サイトを有する有機配位子部位を導入したハイブリッドPOM配位子を合成した。連結手法として、π共役部位をもつものと持たないものの2種類を検討し、物性の比較を行った。得られたハイブリッドPOM配位子と鉄イオンの反応によって、ハイブリッドPOM配位子と鉄イオンが2:1の比で含まれるハイブリッドPOM錯体を得た。共役系および非共役系で顕著な違いが見られ、鉄イオンから配位子へのMLCT吸収帯が異なっていることが分かった。これはPOMのもつ強い電子吸引性が連結様式の違いに応じて、鉄錯体部位に影響したことが原因だと考えられる。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (15件) (うち査読あり 15件) 学会発表 (19件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
Angew. Chem., Int. Ed.
巻: 53 ページ: 2941-2944
10.1002/anie.201309374
New J. Chem.
巻: 38 ページ: 1946-1949
10.1039/c3nj01128c
Polyhedron
巻: 68 ページ: 157-163
10.1016/j.poly.2013.10.004
Inorg. Chem.
巻: 52 ページ: 13956-13962
10.1021/ic402580n
Dalton Trans
巻: 42 ページ: 16185-16193
10.1039/C3DT51480C
巻: 52 ページ: 9714-9716
10.1021/ic401445u
巻: 42 ページ: 6701-6704
10.1039/C3DT50429H
Chem. Commun.
巻: 49 ページ: 3395-3397
10.1039/C3CC40912K
Eur. J. Inorg. Chem.
巻: 2013 ページ: 577-580
10.1002/ejic.201201365
Nat. Chem.
巻: 4 ページ: 921-926
10.1038/NCHEM.1455
Macromol. Symp.
巻: 317-318 ページ: 286-292
10.1002/masy.201200018
巻: 41 ページ: 11270-11272
10.1039/C2DT31152F
巻: 41 ページ: 13601-13608
10.1039/C2DT30908D
Chem. Lett.
巻: 41 ページ: 691-692
10.1246/cl.2012.691
Sci. Chi. Chem.
巻: 55 ページ: 973-977
10.1007/s11426-012-4548-3
http://nao.chem.tsukuba.ac.jp/oshio/