研究課題
若手研究(B)
本研究では、カーボンナノチューブ(CNT)を利用した高移動度薄膜トランジスタの実現を目指し、CNTの構造制御合成法や分離法の開発、および電気伝導特性の評価を行った。主要な成果として、フラーレンやグラフェンナノリボンを利用した新しいCNTのカイラリティ選択的な合成法の開発、長尺かつ高純度半導体CNTの一段階分離法の確立、ゲル濾過法で分離された高純度半導体CNT薄膜を利用した短チャネルトランジスタの伝導特性の解明、などが挙げられる。
物質科学