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有機保護剤として光応答性化合物を金属ナノ粒子に複合させることで、光によりスピン配向を可逆的に操作する外部刺激応答性ナノ材料の開発を目指して、光応答性保護剤を有する金ナノ粒子の合成法の確立および光照射による組織化制御を実施した。サイズ制御したドデカンチオール保護金ナノ粒子へ、チミン部位を有するアルキルチオール（チミン誘導体）導入した。得られた粒子への紫外光照射により金ナノ粒子の粒子間距離は、二量化したチミン誘導体に一致する距離が増加し、粒子が一次元配列することを見出した。さらに、配列させた試料へ異なる波長の紫外光の照射により粒子は無秩序化し、光可逆的に組織化制御可能であることを明らかにした。
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