研究課題
若手研究(B)
表面のみを選択的にカチオン化することが可能なポリ(N-ビニルアミド)等を用いて、新規薬物徐放制御材料の創製を行った。まずゲル網目の中に第二成分の高分子鎖を導入する相互侵入網目構造を適用して、「表面ポリイオンコンプレックスゲル」(sPIC)ゲルを調製した。ポリビニルホスホン酸を用いた場合の徐放挙動を明らかとし、またポリエチレングリコール鎖を導入すると高強度を付与可能なことが分かった。カチオン化ポリマーとしてキトサンを用いたゲルが電荷による薬物取込が可能であることを見出した。
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