研究課題
若手研究(B)
本研究では、高発光効率近赤外ガラス蛍光体の開発のため、希土類イオン周辺局所構造及びガラス骨格構造と発光効率の相関関係を明らかにすることを試みた。ホウ酸系ガラス蛍光体に対して広域X線吸収微細構造測定をおこなった結果、希土類イオンの第1近接に酸素が存在しており、その次にホウ素が比較的多く存在する場合に、発光効率が低下することが示唆された。また、高エネルギーX線回折測定をおこなった結果、ガラスが中距離構造を有している場合に、発光効率が比較的高いことが明らかとなった。
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European Journal of Glass Science and Technology Part B
巻: Vol. 54 ページ: 247-253
http://www.ingentaconnect.com/content/sgt/pcg/2013/00000054/00000006/art00002
Physica Status Solidi (c)
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