研究課題
若手研究(B)
局所誘電率と局所電気伝導率に基づく量子物性解析に向けた基礎研究を推進した。局所誘電率の研究は、原子核の量子的時間発展を電子同様に場の理論的に取り扱う数値計算コードの開発を進めた。局所電気伝導率についての研究は、場の量子論による電流の記述についての研究を進めた。4成分光子場中のベクトル成分が非常に重要となり、ローレンツ共変性を持たない光子場の存在下では電流計算に矛盾が生じることを示した。量子力学に基づく波動関数を利用した物性研究も並行して進め、ベンゼンジチオールやシリコンナノワイヤー内の局所電気伝導状態についての研究を行った。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (37件) (うち招待講演 2件) 備考 (1件)
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