研究課題
若手研究(B)
次世代の構造材料として期待されている長繊維強化自己治癒セラミックスの最大の特徴は、使用中に発生したき裂をその場で治癒することである。この現象を材料設計に適応するためには、使用環境中で生じるき裂進展に対して自己治癒が優勢である必要がある。本研究では、き裂進展が生じる環境での自己治癒挙動を明確に定量化手法を確立し、系統的なき裂進展挙動と自己治癒挙動の競合関係の調査を行った。その結果、自己治癒がき裂進展を停止させる時間は、自己治癒による完全強度回復する時間よりも大幅に短時間であることを明らかにした。
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Proceedings of the 38 International Conference on Advanced Ceramics and Composites
ページ: V002T06A023
10.115/SMASIS2013-3235
http://www.nakaolab.ynu.ac.jp/