研究課題
若手研究(B)
本研究課題では,薄肉円筒に軽量なコア材として内挿したシンタクチックフォームのポアソン効果と傾斜構造を効果的に利用した新規の衝撃吸収構造の開発を目的とした.ポアソン効果を有するシンタクチックフォームと円筒の相互干渉によりエネルギ吸収量が増加し,フォームのひずみ速度依存性により大きな静動比が得られることがわかった.また,高速衝撃の場合,衝撃吸収構造の衝突端のみを高密度,高剛性にすることで高いエネルギ吸収特性が得られると同時に固定端の荷重を低く抑えられること示した.さらに,コア材の材料特性を傾斜分布あるいは積層分布させることで,低速衝撃下における荷重-変位線図を操作可能であることがわかった.
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Journal of the Japanese Society for Experimental Mechanics
巻: Vol. 12 ページ: s133-s138
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsem/12/Special_Issue/12_s133/_article/-char/ja/
Applied Mechanics and Materials
巻: (掲載決定)
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