研究課題
若手研究(B)
マグネシウム合金における,双晶挙動に及ぼす第二相の影響を明らかにするため,実験観察と数値解析の両面から研究を実施した.実験的に時効により第二相の体積分率を制御可能なマグネシウム合金AZ91材をモデル合金として,引張と圧縮の予負荷後に反転負荷を与える材料試験を行った.数値解析としては、双晶形成と双晶回復を考慮した結晶塑性解析手法を構築し,実験結果を活動変形機構の点から解釈するために用いた.得られた結果より,予負荷時に導入される双晶量が異なることに起因する反転負荷時の応力-ひずみ挙動の差を指標として,第二相の体積分率が異なる材料の双晶頻度が評価可能であることが示唆された.
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