研究課題
若手研究(B)
本研究は、対象構造物表面に存在する任意の繰り返しのある規則性模様を利用して、デジタルカメラで撮影した格子画像の位相情報を活用した高精度な全視野変位・ひずみ計測手法をそれぞれ開発した。精度確認実験を行った結果、変位計測法では、任意の繰り返し模様ピッチの1/1000の精度の微小変位分布が測定できた。ひずみ計測法では、金属材料の弾性域における微小ひずみ量を検出することができた。インフラ診断への応用として、大型構造物である長さ400メートルの吊り橋のたわみ分布計測へ適用した。重量トラックが橋梁通過時にセンチメートルオーダーのたわみの測定に成功した。
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