研究課題
若手研究(B)
静止時からの動き出しをスムーズに行い精密な位置決めを行うためには,動摩擦係数に対し低い静止摩擦係数を実現するような材料が望ましい.しかし,一般的には逆の性質を示すことが多い.そこで表面に特殊な構造を付与することにより,低静止摩擦および高動摩擦係数の特性を発現させることを目的とし,カーボンナノチューブ膜を用いて静止摩擦からなめらかに動摩擦状態に推移することを明らかにした.またその特性について,真実接触免観察,変形時の表面観察,ナノインデンテーション試験等によりCNTの変形の影響を明らかにした.
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日本機械学会論文集C編
巻: 79(801) ページ: 1821-1826
http://tribo.eng.niigata-u.ac.jp/