近年問題となっている地球・都市環境問題の解決には,各種燃焼器の高効率化と低環境負荷化が必要不可欠である.本研究では,ガスタービンエンジン燃焼器等において問題となる振動燃焼を抑制するために,旋回型乱流予混合火炎の直接数値計算結果に対してDynamic Mode Decompositionを施すことで振動燃焼特性を明らかにすると共に,半導体レーザ吸収分光センサー適用シミュレーションを行った.さらに,半導体レーザ吸収分光信号による能動制御アルゴリズムに基づくDSP(digital signal processor)を用いた燃焼制御システムの構築を進めた.
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