研究課題
若手研究(B)
本研究では、手指関節機能(掌屈・背屈運動)に障害をもつ方を対象に、人間と機械を複合融合させる装着型ハンドを活用し、効果的な治療のための脳の可塑性に基づいた運動機能再建支援システムの開発を行った。装着型ハンドは、近位指節間(PIP)関節、中手指節間(MP)関節を独立したアシストを可能にするアクティブジョイント機構を有しており、また、訓練中の脳活動を捉えるfMRI環境化での使用を可能としている。片麻痺患者に対する実証試験を実施した結果、運動機能回復における動作支援の実現可能性が示された。
生体制御工学