自律移動ロボットで混雑した環境における効果的なロボット群移動を目指した渋滞学研究

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24760199
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 知能機械学・機械システム
• 研究機関: 宇都宮大学
• 研究代表者: 星野 智史 宇都宮大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80431980)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2014-03-31
• キーワード: ロボティクス / 渋滞学

研究概要

本研究では，自律移動ロボットで混雑した環境における効果的なロボット群移動を目指した渋滞学研究に取組んだ．その結果，混雑した環境でもロボット群が効果的に移動できることが可能となった．本研究成果を道路交通システムへ応用すれば，我々が渋滞に悩まされることは軽減される．ロボティクス研究による技術革新である．

研究成果

• [雑誌論文] 異なる制御の移動ロボット群を考慮した小プラトゥーン走行 (2013)
  • 著者名/発表者名: 星野智史
  • 雑誌名: 日本ロボット学会誌 巻: Vol. 31, No. 7 ページ: 689-696
• [雑誌論文] Multi-robot coordination for jams in congested systems (2013)
  • 著者名/発表者名: S. Hoshino and Hiroya Seki
  • 雑誌名: Robotics and Autonomous Systems 巻: Vol. 61, No. 8 ページ: 808-820
• [雑誌論文] 適応的走行制御に基づいたロボット群の効果的な移動の実現-ロボットで混雑しボトルネックの存在する環境を想定して- (2012)
  • 著者名/発表者名: 星野智史, 関宏也, 太田順
  • 雑誌名: 日本ロボット学会誌 巻: Vol. 30, No. 8 ページ: 788-796
• [雑誌論文] Experimental Analysis of Cooperative Behavior of Autonomous Mobile Robots against Congestion (2012)
  • 著者名/発表者名: S. Hoshino, Hiroya Seki, and Jun Ota
  • 雑誌名: Journal of Mechanical Systems for Transportation and Logistics 巻: Vol. 5, No. 1 ページ: 58-70
• [学会発表] Reactive Clustering Method for Platooning Autonomous Mobile Robots (2013)
  • 著者名/発表者名: Satoshi Hoshino
  • 学会等名: 8th IFAC Symposium on Intelligent Autonomous Vehicles
  • 年月日: 20130000
• [学会発表] 非均質な制御に基づいた移動ロボット群の小プラトゥーン走行 (2013)
  • 著者名/発表者名: 星野智史
  • 学会等名: 第31回日本ロボット学会学術講演会
  • 発表場所: 首都大学東京 (RSJ2013AC3H2-07)
  • 年月日: 20130000
• [学会発表] ロボット群がプラトゥーン走行するためのクラスタ構成法 (2012)
  • 著者名/発表者名: 星野智史
  • 学会等名: 第30回日本ロボット学会学術講演会
  • 発表場所: 札幌コンベンションセンター (RSJ2012AC1D2-5)
  • 年月日: 20120000