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2014 年度 実施状況報告書

ブロードバンド通信を利用した無線電力伝送システムの高効率化

研究課題

研究課題/領域番号 24760304
研究機関東海大学

研究代表者

稲森 真美子  東海大学, 工学部, 講師 (70571222)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード無線電力伝送 / 磁界共鳴 / データ通信 / 複数給電
研究実績の概要

26年度は4/13より産後および育児休暇を取得していたため,研究実績はない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成24,25年度の過去2年間において,モデル化と計算機シミュレーションを終わらせている。また実験システムにおける基本的評価を終わらせている。

今後の研究の推進方策

無線電力伝送において,高効率の電力供給を行うためには周波数や要求電力,などの情報を通信する必要がある。しかし,これらの情報伝送に電力伝送と同じアンテナを用いた場合,負荷やアンテナ間距離の変動によりデータ通信に用いるチャネルの周波数応答が変化するという問題がある。今後は送信側反射係数を測定することによりチャネルの周波数応答を推定する方式を検討する。

次年度使用額が生じた理由

平成26年度は,4/13より産後および育児休暇を取得したため,研究が遂行できなかった。そのため次年度使用額が生じている。

次年度使用額の使用計画

中断していた研究を再び遂行する。研究環境構築のため,測定器や計算機を購入する予定である。また研究成果を国内研究会および国際会議で発表する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Data Transmission using Transmitter Side Channel Estimation in Wireless Power Transfer System2015

    • 著者名/発表者名
      K. Sugeno, M. Inamori, and Y. Sanada
    • 雑誌名

      IEICE Trans. on Fundamentals

      巻: vol. E98-A, no. 2 ページ: 589-596

    • DOI

      10.1587/transfun.E98.A.589

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] Data Transmission using Transmitter Side Channel Estimation in Wireless Power Transfer System2014

    • 著者名/発表者名
      K. Sugeno, M. Inamori, and Y. Sanada
    • 学会等名
      IEEE International Symposium on Personal, Indoor, and Mobile Radio Communications
    • 発表場所
      Washington, D.C(アメリカ)
    • 年月日
      2014-09-02 – 2014-09-05

URL: 

公開日: 2016-06-01  

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