近年、医工連携の促進に伴い工学分野の医療診断技術への進出による研究活動が盛んに行われている.その中でも広帯域光源の安定駆動に伴う「光」を用いた低侵襲-医療診断技術による研究分野の拡充が注目されている.そこで本研究では、フォトニック結晶ファイバと超短光パルス光源を併用することで得られる超広帯域光源(スーパーコンティニューム[SC]光源)を生体光イメージング顕微鏡への応用及び、その可能性について検討を行った.その際、被測定対象として「蛍光染色されたヒト乳がん細胞」を用い、更にSC光源と蛍光顕微鏡を組合わせたシステム構築を行った.最後に既存の蛍光顕微鏡との比較検証を行い、その性能評価を行った.
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