研究課題
若手研究(B)
本研究ではプレキャスト連続繊維板 (PCa-FRP 板) を用いた水中接着補強工法において,その接着性能改善策の提案を目的に,RC 梁のコンクリート表面にせん断キーを設ける方法を考案し,その改善効果を静載荷実験により検討した.本研究の結果,1) せん断キーを適切な間隔で配置することにより RC 梁の曲げ耐力が向上する; 2) せん断キー配置間隔が小さい場合には接着樹脂に多数のひび割れが発生するため,AFRP 板の全面剥離を誘発しやすい; 3) 接着性能改善のための適切なせん断キー配置間隔は,梁の有効高さ d の 6~9 割程度である.
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コンクリート工学年次論文集
巻: Vol.36 (印刷中)
構造工学論文集
巻: Vol.60A ページ: 575-586
巻: Vol.35,No.2 ページ: 1297-1302