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2014 年度 研究成果報告書

微視的な力のつり合いに着目した土壌侵食量の新たな確率的評価手法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24760381
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 地盤工学
研究機関山梨大学 (2013-2014)
九州大学 (2012)

研究代表者

荒木 功平  山梨大学, 総合研究部, 助教 (00600339)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード不飽和土 / 土壌侵食 / 特殊土 / 気候変動 / 適応策 / 現地実験 / 室内降雨装置 / 室内表層せん断
研究成果の概要

土の粒度等の情報を基に土粒子間の微視的な力のつり合いに確率論的考察を加え、降水に伴う土壌侵食の評価手法を開発した。具体的には降雨量から地中浸透量を減じ、表流水量を求め、粒子接点でのつり合いから流出粒子の最大径を導き、粒径加積曲線における通過質量百分率を確率として表層体積に乗じることでリスク値として評価した。一方で国頭マージ土壌について、降雨装置を用いた土壌侵食実験、霧吹きを用いた表層せん断試験を行い、表層粘着力が高いほど抑制効果が大きいこと、表層粘着力は飽和度に依存することを示した。また、沖縄県宜野座村農地での現地実験で土砂流出への種々の適応策を検討し、植生や敷き砂の効果が大きいことを示した。

自由記述の分野

Unsaturated soil mechanics

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公開日: 2016-06-03  

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