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2016 年度 実施状況報告書

都市と水辺の接続性に関する近代都市史研究

研究課題

研究課題/領域番号 24760423
研究機関立命館大学

研究代表者

林 倫子  立命館大学, 理工学部, 助教 (60609808)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2018-03-31
キーワード河川公園 / 景観保全 / 水力発電開発 / 風致対策
研究実績の概要

平成28年度の実績は以下のとおりである。
平成27年度より取り組んでいた「水辺と都市の接続性の変遷の把握」作業のうち、宇治に関する研究成果をまとめた研究論文「宇治川水力発電事業第一期工事における風致対策の検討過程」の修正作業を終了し、論文が土木学会論文集(D2)に掲載された。さらに、その継続研究にあたる論文執筆を行った。これは未了のため、次年度に継続して取り組む。
その他、「各インパクトによる水辺と都市の接続性への影響評価」に従事し、研究成果のまとめ作業を行ったが、妊娠・出産による体調不良、および計4ヶ月間の休業のため、完遂は出来なかった。
また同理由により、「各都市の横断的考察、および水辺と都市との接続性を担保する都市構造の提案」については未着手であった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

年度中、6月から10月まで産前・産後休業となり、その前後数ヶ月も体調不良に見舞われたため、研究遂行が著しく遅れてしまった。
また、研究資料を所蔵する京都府立総合資料館が、移転作業のため閉館しており、追加の資料収集の作業が遂行できなかった。

今後の研究の推進方策

本年度の研究遂行の遅れを鑑み、妊娠・出産にかかる研究期間延長(1年間)を再度申請した。これにより、本年度に遂行予定であった研究については平成29年度に持ち越し、完遂させる予定である。
また閉館していた京都府立総合資料館も、平成29年度4月末より京都府立京都学・歴彩館として利用できるようになる予定であるため、これまで滞っていた追加の資料収集作業も遂行できる予定である。

次年度使用額が生じた理由

本年度6月から10月まで産前・産後休業期間があった。またその前後にも妊娠・出産にともなう体調不良により研究に従事できない期間が生じ、予定通りの研究遂行が叶わなかった。

次年度使用額の使用計画

補助事業期間を1年延長したため、次年度は、本年度に予定していた内容の研究遂行を行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] 宇治川水力発電事業第一期工事における風致対策の検討過程2016

    • 著者名/発表者名
      林倫子
    • 雑誌名

      土木学会論文集D2(土木史)

      巻: Vol.72,No.1 ページ: 53-67

    • DOI

      http://doi.org/10.2208/jscejhsce.72.53

    • 査読あり / 謝辞記載あり

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公開日: 2018-01-16  

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