研究課題
若手研究(B)
本研究では今後の高齢者の移動手段として期待されている超小型モビリティの一つであるミニカーについて扱った。本研究では交通事故統計分析ならびに実車衝突実験を用いた。国内でミニカーの事故は年間180件が発生している。シートベルト着用率は44%である。シートベルト着用による自体防護の成果ははっきりと認められ、特に手足の負傷に効果がある。しかし、シートベルト着用者は首の負傷が多く見られた。衝突実験ではミニカーの車体強度の高さが認められた。しかしながらシートベルトのショルダーアンカーを固定するセンターピラーの強度が不足したため、シートベルトが前方へと移動し、運転者は胸部をハンドルに衝突させる結果となった。
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自動車技術会論文集
巻: Vol.45, No.3 ページ: 541-546
自動車技術論文集
巻: Vol.44, No.5 ページ: 1269-1274