研究課題
若手研究(B)
水道原水となる河川水に対してCampylobacter jejuni濃度を調査し,次に環境水中C. jejuni に対してGBS発症に関連するリポオリゴ糖(LOS)構造の保有状況を把握した。河川水中C. jejuni濃度は0.011~1.5 MPN/Lの濃度範囲で変動し、夏季,冬季に高い濃度上昇が見られた。河川水中C. jejuni分離菌株のLOSに対して,LC-MS/MS(リニアイオントラップ型))を用いて,GBS発症に関連するシアル酸含有LOSの存在を確認した。その結果,シアル酸含有LOSを保有している菌株が確認され,これらをGBS発症関連菌株であると推定した。
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環境衛生工学研究
巻: Vol.27, No.3 ページ: 208-211
巻: Vol.26, No.3 ページ: 144-147