研究課題
若手研究(B)
建物と地盤の動的相互作用(SSI)を考慮した鉄筋コンクリート造パッシブ制振構造を対象として、地震時の制振効果を最大化する最適ダンパー特性について、時刻歴地震応答解析による解析的検討、伝達関数に基づく理論的検討、および振動台を用いた実験的検討を実施した。この結果、SSI効果を考慮すると、基礎固定時と比べて最適ダンパー特性が大きく変化する場合があることが示された。また、伝達関数の重み付きH2ノルム(2乗平均平方根)に基づく最適ダンパー特性の評価方法の妥当性を確認した。
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Journal of Advanced Concrete Technology
巻: 12(2) ページ: 62-72
10.3151/jact.12.62
http://ariel-as.eng.hokudai.ac.jp/index.html