研究課題
若手研究(B)
本研究では,CES柱梁接合部の性能評価法を構築することを目的として、破壊形式,柱長さ(シアスパン)、パネルゾーンの幅および鉄骨のフランジ幅を実験変数として静的加力実験を行い,各構造因子がCES造柱梁接合部の構造性能に及ぼす影響を把握するとともに,せん断強度評価法の提案を行った。その結果、柱内蔵鉄骨フランジ幅が,変形性状やパネルゾーンの復元力特性にほとんど影響を及ぼしていないことが確認できた。さらに接合部パネルのせん断強度式を提案し、実験結果を概ね評価できることを示した。
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コンクリート工学年次論文集
巻: Vol.36,No.2((採択)
巻: Vol.35,No.2 ページ: 1219-1224