研究課題
若手研究(B)
膜構造、ケーブルドーム、張弦梁やテンセグリティ構造などを代表とした張力空間構造は、その部材にあらかじめ張力を導入することによって軽量化し、耐震性能を大幅に向上させるため、大きな空間を効率よく覆うことができる。しかし、張力空間構造の形態が設計者の期待とおりに設計されるのは難しく、その安定性および座屈挙動も十分に解明されていない。本研究では、その対称性を活用し、これら張力空間構造特有の設計問題に対して新しい方法の提案を目的とする。
建築構造