研究課題
若手研究(B)
ムガル朝以前に成立した港市の形成と変容プロセスを解明するため、インド西部カーティアワール地方を対象とする臨地調査により、地域固有の生活空間の形態を明らかにするとともに、印パ分離独立による多数の宗教人民交換を経て、現在もカーストコミュニティーの住み分けが顕著に進行する地区を選定し、その住区構成を明らかにした。19世紀以降の古来の水利遺構を援用した市街地整備により、西欧の近代的手法と異なる居住環境の編成が目指されたことを示した。
都市計画