• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

横須賀製鉄所のフランス語資料分析による建築技術史的研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24760530
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 建築史・意匠
研究機関横須賀市自然・人文博物館

研究代表者

菊地 勝広  横須賀市自然・人文博物館, その他部局等, 学芸員 (80321892)

研究協力者 飯島 和歌子  
Altman M. Clement  École polytechnique
Nghiem Nicolas  École polytechnique
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2017-03-31
キーワード横須賀製鉄所 / 横須賀造船所 / 煉瓦寸法 / メートル法 / 耐震 / 破壊強度試験 / ヴェルニー / フロラン
研究成果の概要

横須賀製鉄所の歴史は、日本の工業技術発展の根幹に結び付いている点で重要といえる。度量衡については、メートル法を先駆的に導入し、1尺を303㎜と換算する等、尺貫法を今日に近い数値で換算していた。更に、幕末期から耐震を意識していたことが明らかとなった。特に、第1号船渠では、耐震性と維持費の検討結果から、浅瀬に建設する方式から半島を掘り込んで建設する方式に設計変更され、地盤を強化する工事も行われていた。建物についても地盤改良と基礎工事を意識して行っていた事が明らかとなった。耐震の検討の前提となる材料研究についても、強度試験を含む本格的なもので、今日と同様に材料の変形解析も行われていた事が確認された。

自由記述の分野

建築史

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi