研究課題
若手研究(B)
破壊の起源を理解することは材料科学の重要な課題である.TEMその場インデンテーション法と最先端の顕微鏡を併用し,セラミクスにおける微細構造の進展と破壊メカニズムの研究を行った.4H-SiCのナノインデンテーションでは塑性変形は起こらず転位も放出されなかったが,微小き裂が発生し(0001)面に沿って進展した. 応力を緩和すると,き裂先端に転位が形成され,き裂面のダングリングボンドの再結合による修復が起こった.また,c-BNの粒界が力学特性に及ぼす影響を調べた.Σ9とΣ3 粒界は酸素を捕獲しやすく,粒界の接合エネルギーを大幅に下げ c-BNの強度を著しく低下させることが示された.
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (6件)
Angewandte Chemie International Edition
巻: 53 ページ: 1543-1547
10.1002/anie.201307689
APPLIED PHYSICS LETTERS
巻: 102 ページ: 91607
10.1063/1.4795300
Diamond & Related Materials
巻: 32 ページ: 27–32
10.1016/j.diamond.2012.11.011
Mater. Sci. Eng. A
巻: 581 ページ: 73–82
10.1016/j.msea.2013.06.003
J. Appl. Phys
巻: 114 ページ: 113705
10.1063/1.4821795
Materials Letters
巻: 107 ページ: 181–184
10.1016/j.matlet.2013.06.006
Ceramics International
巻: 39 ページ: 6607–6610
10.1016/j.ceramint.2013.01.096
Metal. Mater. Trans
巻: A 44A ページ: 2725–2734
10.1007/s11661-013-1609-y
巻: 92 ページ: 7–10
10.1016/j.matlet.2012.10.068
Mater. Lett
巻: 96 ページ: 210–213
10.1016/j.matlet.2013.01.069
Physica E
巻: 48 ページ: 181–186
10.1016/j.physe.2013.01.006