研究課題
若手研究(B)
コバルトニクタイド層を有する化合物の中でLnCoAsO (Ln:ランタノイド)は強磁性を示す。層間距離が2倍であるSr2ScO3CoAsでも強磁性秩序を観測したことから、層間距離によらず強磁性が実現することが分かった。LnCoAsOで見られた強磁性-反強磁性転移は発現機構が未解明であったが、Sr2(Sc,V)O3CoAs にて同様な相転移を観測することに成功し、遍歴電子強磁性層の間に局在磁気モーメントを挿入することでこの相転移が発現することが分かった。
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Physical Review B
巻: Vol.88 ページ: 094441
10.1103/PhysRevB.88.094441