研究課題
若手研究(B)
グラフェン数層分の炭素を均一に被覆したアルミナナノ粒子から高い導電性を持つ炭素-アルミナナノ複合材料を開発した。一次粒子径13 nmのアルミナナノ粒子表面に800℃のプロピレンCVDでナノ炭素薄膜を被覆し、放電プラズマ焼結装置で押し固めることで、一体構造を持つ炭素アルミナナノ複合体を作製した。焼結過程において、被覆炭素はアルミナの粒界に沿って再構築され、複合体内に三次元に発達したナノネットワーク構造となった。モノリス状のナノ複合体全体に継ぎ目なく均質に発達した導電パスにより、12820 S/mもの高い導電性を示す材料となった。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (7件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
Carbon
巻: 67 ページ: 156-167
Materials Science and Engineering C
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Eiichi Yasuda, Materials Science and Engineering C
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http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/kyotani/