研究課題
若手研究(B)
本研究では、電圧をかけて皮膚・粘膜から薬剤を体内に導入するイオントフォレシス電極の開発を目的とした。水の電気分解反応を利用してアルギン酸のハイドロゲルをアルミニウム表面に堆積して、イオントフォレシス電極を作製した。そのハイドロゲルはアルミニウム表面の酸化物との相互作用によって強く結合した。電極には正荷電の麻酔薬リドカインが静電的に担持でき、電場下で放出されることを示した。さらにラット皮膚と作製した電極の界面の交流インピーダンス測定から、薬剤の経皮吸収に特定周波数の交流電場を用いることで吸収効率を上げることができる可能性が示唆された。
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