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2014 年度 研究成果報告書

ジェットエンジンタービンブレードの金属組織学に基づく余命推定技術の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 24760589
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 構造・機能材料
研究機関防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工

研究代表者

三浦 信祐  防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工, システム工学群, 准教授 (60546167)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード単結晶Ni基超合金 / タービンブレード / γ’相 / ラフト構造 / 余命推定 / クリープ
研究成果の概要

実機使用した単結晶Ni基超合金の第一段高圧タービンブレードについて,各断面、各部位の(001)および(100)のコーティング層から冷却孔近傍までの詳細な組織観察を行い,ブレードに負荷される温度、応力および応力方向の推定を試みた。その結果、部位によってγ’相の形状が大きく異なり、ラフト構造の形成方向から、ブレードには回転に伴う遠心力以上に高い熱応力が負荷されていることが明らかとなった。さらにブレードに単純時効を施し,立方体状を保持していた部位のγ’相の形状変化に基づき、ブレード内部においても高い応力環境下にあることを示し、実機稼働環境の推定に金属組織学的知見が活用可能であることを明示した。

自由記述の分野

金属組織学

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公開日: 2016-06-03  

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