研究課題/領域番号 |
24760605
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
佐々木 泰祐 独立行政法人物質・材料研究機構, 磁性材料ユニット, 研究員 (30615993)
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研究協力者 |
エルセイド ファディレファート 筑波大学, 大学院数理物質科学研究科, 大学院生
宝野 和博 物質・材料研究機構, フェロー研究者 (60229151)
鎌土 重晴 長岡技術科学大学, 機械系, 教授 (30152846)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 結晶・組織制御 / マグネシウム合金 |
研究概要 |
本研究の目的は、優れた強度を発現し、かつ常温での成形加工性も期待できる熱処理型展伸マグネシウム合金として有望な新合金を開発することである。まずは鋳造合金を用いた合金探索を行い、著しい時効硬化を示すMg-Sn-Zn-Al合金を開発した。その後、SEM、TEM、3DAPによる詳細な組織解析により得た知見を基に、押出条件や溶体化処理条件、時効条件などの熱処理条件の最適化を行った。その結果、押出加工後の溶体化処理によって軟化し、その後の時効によって室温で350MPa以上の高い0.2%耐力、15%の大きな破断伸びを発現する押出合金の開発に成功した。
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