研究課題
若手研究(B)
本研究課題では分子生物学・ナノエレクトロニクスなど広範囲での応用が期待される巨大DNA分子伸張固定および多検体同時解析を可能にする新規分子コーミング技術の開発を目的とした。従来の分子コーミング法では気-液界面の移動の際に分子が基板に伸張固定されていたが、本研究課題では油-液界面を用いることで周辺雰囲気に依存しない分子コーミングが可能であるかどうか検討した。その結果、これまでほとんど調べられていなかった現象である油-液界面移動に伴うDNA伸張固定の可能性が見出された。微細流路を組み合わせることで集積化は原理的に可能であり、本研究で提案する手法の実現可能性が示されたと考えられる。
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Japanese Journal of Applied Physics
巻: vol. 53 ページ: 05FR01 (4 pp.)
10.7567/JJAP.53.05FR01
IEEE Transactions on Industry Applications
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10.1109/TIA.2012.2229452
http://ens.tut.ac.jp/electrostatics/