研究課題
若手研究(B)
ナイロン(PA66)メッシュ表面へのラジカル重合によるポリアクリル酸(PAAc)の導入と、そのPAAcのカルボキシル基へのEDC/NHS架橋によるタンパク質(matrigel等)の化学修飾を施し、それらの材料に対する胎齢14日目のマウス大脳由来神経幹細胞の接着性と増殖、分化に対する影響を解析した。PA66メッシュやMatrigel修飾PA66メッシュへの神経幹細胞の接着が確認された。Matrigel修飾PA66メッシュ上へ接着した細胞の増殖率が最も高く、自発的な分化傾向も抑えられた。
生物工学、幹細胞生物学