研究課題
若手研究(B)
耐震補強や補修補強材料として利用されているアラミド繊維強化プラスチック(AFRP)中のエポキシ樹脂を分解し、アラミド繊維を回収するリサイクル技術を開発した。その結果、320℃、10MPaの超臨界アセトンでAFRP中のマトリクス樹脂であるエポキシ樹脂を分解除去して回収したアラミド繊維が最も引張強度を維持していたが、新品に比べて64%の保持率となった。一方で切創抵抗性は新品同様の強度を示すことが明らかになった。
化学工学