研究課題
若手研究(B)
巨頭型と狹頭型の形態分化をみせるマイマイカブリに焦点をあて、外部形態多様化の生態的メカニズムや形態の遺伝・発生基盤解明に取り組んだ。マイマイカブリの巨頭型と狹頭型変異は比較的少数の相加遺伝効果によって生じていること、また頭部と胸部の強い形質遺伝相関によって生じていることを示した。行動実験から中間型形態が巻貝採餌において不利な適応形質であることを実証し、マイマイカブリの形態分化において上記の遺伝・発生的特徴が重要な役割を果たしている可能性を示唆した。
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