研究課題
若手研究(B)
植物(シロイヌナズナ)の概日時計の周期長は幅広い温度条件で、ほぼ24時間と一定である(時計の周期の温度補償性)。ある遺伝子の変異体では、低温条件では24時間周期の概日リズムを示すが、高温条件では周期長が非常に長くなる。この変異の原因遺伝子は、転写因子をコードしていた。そこでこの転写因子の細胞内でのターゲットDNAへの結合をChIP-qPCR法で解析した。この転写因子は低温条件よりも高温条件下でターゲットDNAへの結合が強くなっていた。このことはこの転写因子のDNA結合活性には、温度補償性がないことが分かった。さらに転写因子のターゲット遺伝子を含めた包括的な解析により、温度補償性の理解へ迫る。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (8件) 学会発表 (5件) 備考 (2件)
Plant Signal Behav
巻: Vol. 9. pii ページ: e28505
巻: Vol. 8 ページ: e23390
Biosci Biotechnol Biochem
巻: 77 ページ: 747-753
巻: vol. 77(6) ページ: 1179-85
Proc. Natl. Acad. Sci. USA.
巻: vol. 109(42) ページ: 17123-17128
Plant Cell Physiol
巻: vol. 53 ページ: 1950-1964
巻: vol. 53 ページ: 1965-1973
巻: vol. 76 ページ: 2332-2334
http://www.bio.nagoya-u.ac.jp/~plant4/index.html
http://www.itbm.nagoya-u.ac.jp/