研究課題
若手研究(B)
本研究は、小胞体において糖タンパク質の運命決定を下す小胞体品質管理マシーナリー(フォールディング装置、選別輸送装置、小胞体関連分解装置)の分子認識および作動機構の解明を目的とした。また、特徴となるアプローチは、真核生物の中で高い生育温度(約60°C)を持つ好熱カビのゲノム情報を活用することにある。本研究では、X線結晶構造解析によって、ジスルフィド結合の形成と異性化を触媒するプロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)と糖タンパク質のプロセッシングに関わるグルコシダーゼIIの触媒ドメインの立体構造決定に初めて成功した。
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Structure
巻: (in press)
10.1016/j.str.2014.02.014
J. Biol. Chem.
PLoS ONE
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