研究課題
若手研究(B)
情報伝達に関わる受容体の1分子内運動と集合体・並進的運動を時間スケール縦断的に計測する手法開拓を目指し、X線1分子追跡法(DXT)の高速化および高度化を行った。プローブとなる金ナノ結晶の良質化、小型化および機能化、そして高速カメラ・高速シャッタ導入による計測システムの最適化に取り組み、高速測定(10μs/f)を実現し、アセチルコリン受容体がアゴニスト作用時にねじれ運動と傾き運動が活性化すること、アンタゴニスト作用時に不活性化することがわかった。また、量子ドットのDXTプローブとしての利用可能性を検討した。量子ドット蛍光による並進運動計測とDXT・分子内運動計測の同期プローブとして期待される。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (7件) 備考 (2件)
PF News
巻: Vol. 31 No.4 ページ: 15-21
PLoS ONE
巻: 8 ページ: e64176
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